日時:2月13日(土) 17:00 OPEN
会場:兵庫県神戸市長田区長田町 http://nagatajinja.jp/html/
チケット(義援金) :¥3,000(未就学児童は無料)
出演ARTIST:MINMI、若旦那、RED SPIDER、Candle JUNE、BES、KENTYGROSS


阪神大震災でもっとも被害の大きかった長田地区、そして神社で行われたということもあり
特別な意味を持った初日のLOVE FOR HAITIには約1,000人もの人が集まりました。
出店が並び、縁日のようなアットホームな雰囲気の中行なわれたこのイベントは
地元の方の協力もあり寄付金は結果¥1,964,621-にもなりました。

★出演ARTIST

★LIVE REPORTS 2.13 @長田神社


LOVE FOR HAITI 2月13日、神戸長田神社。
このライブは阪神大震災でもっとも被害の大きかった長田地区、
そして神社で行われたということもあり、特別な意味を持ったライブになった。

1月12日にハイチ地震が起きて1ヶ月ほどという驚異的なスピードで開催されたこのライブは、
MINMI、若旦那、キャンドルアーティストのCandle JUNE
そして大阪のレゲエミュージシャンたちの熱い気持ちが作り上げた。

「レゲエというカリブ海の音楽をやっているオレたちが、
同じカリブの島のハイチのために、誰よりも先に立ち上がりたかった」
という若旦那の言葉どおり、このライブは行われた。
 
当日会場の長田神社は、出店が並び、さながら縁日のようなアットホームな雰囲気。
開場と同時にすぐ人が集まりだし、フェスのような空気感と神社のミスマッチが生み出す
独特の空間が今日のライブを一層特別なものにしていた。

そんな中、神社本堂の前に作られた特設のステージでは着々と準備が進められる。
キャンドルアーティストのCandleJUNEがステージの周りをキャンドルで囲み、
MINMI、若旦那らが続々とリハーサルを行う。
普通の会場とは違ってリハの音が、外で待つお客さんたちにも聴こえていた。
MINMIは外で待つお客さんたち、スタッフに語りかけているかのような、
やさしいリハーサルですでに会場の一体感を生み出していた。
若旦那が司会を務め、出演者たちを紹介しながら進んでいく。


はじめは神戸幼稚園の園児たちによる合唱。
阪神大震災後に長田で誕生した子供たちによる歌声は、
長田が復興してきた証であり、ハイチへと繋がる未来への力強いパワーを感じさせてくれた。
次にRed Spiderが登場し、ここからが本番。
いつもの強烈で個性的なMCとは裏腹な、レゲエの持つあたたかさを押し出した選曲で空間を包んでいく。
盟友であるBES、KENTY GROSSも呼び込まれ、
それぞれが考えるハイチへの救済の考え方を伝えながら徐々に神社内とひとつにしていく。


「神様の前で歌うのがホンマの芸能やで」というRed Spiderの印象的な言葉は
今日の一日を象徴する一言になった。音楽の本来の姿は大昔からそうだ。
収穫を祝い、復興を祈願し、神様の前でお祭りをする。この音楽の本質をLOVE FOR HAITIは作り出した。  


MINMI、若旦那とともにLOVEFORHAITIを先頭に立って進めてきたCandleJUNEがステージに登場し、
穏やかに話し始めるとオーディエンスたちは引き込まれるように彼の言葉に耳を傾けた。
常に社会活動を行ってきた彼の言葉には深みがあり、
オーディエンスたちは多くのことを考えさせられただろう。
「若旦那やMINMI、素晴らしい仲間と繋がっていることが、僕の人生を熱くします」と言った彼の言葉は、
同じきっかけを持って長田に集まった会場全員の繋がりがどんなに素晴らしいかを伝えてくれた。  


若旦那はこの日のために書いたという新曲を披露。
「いのち〜LOVE FOR HAITI〜」というストレートなメッセージが伝わる曲。
若旦那が今まで歌にしなかった、
両親に対するメッセージをLOVE FOR HAITIで歌ったことには大きな意味があったに違いない。
若旦那のメッセージソングである『札束』、『犬の唄』は誰よりも大きな声でオーディエンスに伝わっていた。
そこには主催者としての責任、アーティストとしての責任を全うするために戦う真の姿があり、
若旦那の社会活動に対する心の声があった。  


全員の意志を受け継いで最後に登場したのはもちろんMINMI。
現れるや否や、オーディエンスの期待が絶頂に達したのか、神社全体がぐっとひとつに。
MINMIの声が響くたびに心の奥までが震わされる迫力のあるライブ。
いままで繋いできたアーティストたちと、
この長田神社が生み出した奇跡の空間がMINMIのオーラに満ちたステージを作り出した。
お客さんが涙を流す、笑顔で見つめる、タオルを回す、
様々な表情を持つMINMIのライブは、まさにライブ感のある素晴らしいものだった。


そんなライブの中、MINMIは曲の間にハイチの地図を持ち出し、
ハイチの国について、地震についてしっかりと伝えたことは本当に意味のあることだった。 
長田神社は近隣に住宅も多いため、苦情が入ったら即中止というもとに行われた。
が、結果苦情もなく終わる事ができた。
これは長田が地震の苦しさを知っている町ということもあり、非常に協力的だったことが大きい。
当日も神主さんたちが極力的に動いてくれていたりと、
様々な人たちのあたたかい支援のもとに行われている事が伝わってきた。

このイベントは本当に多くの人に支えられてできあがった。

そしてこれが少しでもハイチのためになることを、全員が祈った。






日時:2月14日(日) 17:00〜23:00

会場:CLASKA(目黒) 東京都目黒区中央町1-3-18 http://www.claska.com/

チケット(義援金) :¥3,000 (未就学児童は無料)

出演ARTIST:
MINMI、若旦那、Candle JUNE、ACIDMAN、KANAME(CHEMISTRY)
真戸原直人(fromアンダーグラフ)
「The NO PROBLEM’s 」キヨサク・Pすけ・フラ/IZ 、JESSE(RIZE)、YURI

目黒のCLASKAに場所を移してのLOVE FOR HAITI 2日目。
豪華な出演陣による2ステージ構成となったこの日、
集まった寄付金は¥1,569,873-になりました。
この日の為に作られたLOVE FOR HAITI横断幕には出演者全員のサインが華を添え、
3月のイベントへと託されました。


 

★出演ARTIST

★LIVE REPORTS 2.14 @CLASKA


2月14日、ホテルクラスカ。昨日の長田神社から、すぐに東京に戻って2日目。
東京はまた神戸とはひと味違ったメンバーが集った。
RIZEのJESSE、ACIDMAN、MONGOL800の清作率いる、THE NO PROBLEM’s、
CHEMISTRYのKANAME、YURI、アンダーグラフ。

この日も若旦那が司会を務め、CandleJUNEの話からスタート。
昨日の長田に続き心に響くメッセージを伝えてくれた。
そして東京にはスペシャルゲストで、ハイチの現地で支援活動を続ける山本さんと、
ジャパンプラットホームの椎名さんによる話。
ハイチについて、このイベントの意味をしっかりと伝えてから、
音楽アーティストたちが登場するというLOVE FOR HAITIならではの演出。 

 

「2/14と3/14のライブどっちが出演者決まらなくて困ってんの? 
オレ少なくて困ってる日の方に出るよ」といって
すぐに出演を決めてくれたというJESSEが先陣をきって登場。
ギター1本でステージに上がり数曲を披露。
最後は椅子の上にあがりフリースタイルをかますと、
あまりの迫力にオーディエンスは一気にヒートアップ。
このフリースタイルは本当にカッコ良かった。 


ACIDMANはしっとりとしたアコースティックセット。
大木伸夫の歌声がクラスカの空間に響き渡ると、
会場中がステージ一点に引き込まれた。
若旦那はACIDMANを「この日の出演を自分たちだけで誰よりも早く決めてくれた」と紹介した。
そんな彼らの内に秘めた熱さがアコースティックセットで
オーディエンスにより伝わったように感じられた。
  

THE NO PROBLEM’sはライブペイントとフラガールを迎えた、魅せる演出。
MONGOL800の名曲をアコースティックバージョンで披露した。
アコースティックで聞くモンパチの名曲たちは、あまりに美しい楽曲で
改めて存在の大きさを感じさせてくれた。
そして忌野清志郎率いるタイマーズの『DAY DREAM BELIEVER』のカバーは
涙が出るほど伝わってくるいい演奏だった。
  

一階ではYURIが大人のステージを披露。マイケルジャクソンの
『HUMAN NATURE』のカバーなど、聞き入らずにはいられない美しい歌声を響かせてくれた。

そして若旦那が登場し、CHEMISTRYのKANAMEを呼び込んだ。
「CHEMISTRYの歌はオレひとりの歌じゃないから、1人で歌うわけにはいかない」と、
彼が選び歌ったのはマイケルジャクソンの『HEAL THE WORLD』。
会場が一瞬シーンとなるほどの存在感のある歌声は本当に美しかった。
1曲だけの参加でも圧倒的に記憶に残る歌を披露してくれた。


若旦那は前日に引き続き、新曲を披露。時に声を荒らげ、魂の入ったライブを魅せる。
司会と自分のステージを2日間連続でやリとげた若旦那からは、
この活動がいかに本気であるかがしっかりと発信されていた。  

最後のMINMIのステージは圧巻だった。
「何も曲を決めずにステージに来た」と言ったとおり
お客さんと完全にヴァイブスを一体化させたライブ。
聞かせて踊らせて、本当の意味でのアドリブ。
「CHIKO!CHIKO!」と会場中がセレクターに次の曲を任せたり、
モデルの長谷川潤ちゃんが飛び入りでステージに登場したりと、
ココ以外では絶対に見られないうれしいアクシデントが続出! 
さっきまでアコースティック中心のライブが行われていたとは思えぬ
異常な盛り上がりとなった。 


本当の最後は1Fでアンダーグラフ。
若旦那が自分の時間で高まりすぎて
呼び込むのを忘れてしまったというアクシデントのため急遽最後に登場。
帰り際の足をとめ多くの人が、アンダーグラフの声に魅了された。
ひとつひとつ噛み締めるように発される歌
言葉には自ら出演を願い出たという本気の気持ちがのっていた。 


こんな2日間のイベントが3月14日に引き継がれていく。
多くの心あるアーティストが集結し、ハイチ救援の声をあげた。
今回表紙を飾ってくれたメンバーをはじめ多くのストリートヒーローたちが旗を揚げた。
そんな勇気のある、気持ちのあるアーティストたちの姿をぜひ記憶に残しておいてほしい。
そしてライブに行くということからでも、
彼らとともに少しでも貢献できることがあるということを感じてほしい。


 
Text:千葉 琢也(Ollie)

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